短腓骨筋腱付着部炎

短腓骨筋腱付着部炎
短腓骨筋腱付着部炎

以前オスグッドやシーバー、シンスプリントを紹介しましたが、今回は「短腓骨筋腱付着部炎」について調べたので紹介します。

 

短腓骨筋腱付着部炎は、足の甲の小指側、真ん中あたりにある関節部位(短腓骨筋というのは、腓骨の外側面から始まり第五中足骨底に停止する筋肉)ちょうど画像の赤いところに停止部があります。

その停止部に付着している腱(腱は筋肉と骨をつなぐ組織)が使い痛みにより炎症を起こしている状態を「短腓骨筋腱付着部炎」と言います。

 

陸上競技をされている方によく見られる疾患です。

症状が軽度の場合は、アイスマッサージやアイシング、シップなどの消炎鎮痛剤の使用で痛みが治まることもありますが、疲労骨折との区別をするためにも整形外科で正しい診断と治療を受けましょう。

「短腓骨筋腱付着部炎」では、ヒールパッドを装着すると痛みが軽減されるそうなので、スポーツをするときなどはヒールパッドを入れることをお勧めします。

 

わたしの足は、左も右も「腓骨筋腱脱臼」しており全力でスポーツができません。左足に至っては「変形性足関節炎」「有痛性三角骨障害」になっており、調子の悪い時は足を地面につくことすら足首に痛みを感じることがあります。

 

全ては、若いころに無知でセルフケアを怠り、スポーツをしていたことが発端です。

 

予防できるものは、可能な限り予防策を講じ、早期に病院に行く習慣を身につけましょう。


インソール
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